2018年6月26日火曜日

るすばんねこ 40

 
ニャアコちゃんの窓辺には、ズッキーニが花を咲かせています。
 去年は育った株自体が少数だったせいか、結局雄花と雌花のタイミングが合わず、結実したのはわずか一本だけでした…今年はたくさん育ったので期待がふくらみます!!
 しかし!!この一ヶ月、見守っていた結果、なんとも雄花が多いこと…。どうして?というくらい雌花が咲かず、鮮やかな黄色いお星さまを開いているのは雄花ばかり。今朝も5つメンズでした。
 どうしてでしょう?調べると、 気温の関係で雌雄のバランスが片寄るとか、開花始めは雄花が多いとかありました。来月には姫も顔を出してくれるのでしょうか…。
 ニャアコちゃんがじっと窓の外を見つめてつぶやきました。
「ニャアコの魅力にすいよせられて、雄花がたくさん咲いているにちがいにゃい。」

2018年6月16日土曜日

目覚めたお客さん

 
梅雨らしい日のある朝。ベランダのプランターに、出現したキノコたち。バジルが成長しつつある中で、大きく笠を広げていました。庭で見かけたことはありましたが、プランターでは初めてでしたのでびっくりです。でも、よくあることのようです。 検索すると、たくさんのかたが写真を上げていました。
 
 多くの方が、気味が悪いのですばやく 除去しているようでした。確かにキノコはカビ仲間ですし、胞子を飛ばすので、周囲の植物についたら困るという気持ちもわかります。そう簡単に周囲を毒することはないようですが…。
  私はキノコさん歓迎!単純にみていて面白いし、ドキドキするからです。珍しいお客さんには、好きなだけ居てもらうことにしています。それに、除去しようが、もてなそうが、キノコのお客たちは、本当にはかなく消えてしまいます。次の朝にはもう土と同じ色になっていました。
 キノコの素は、外部から飛んで来たか、元々土の中に潜んでいたのかどちらかわかりませんが、とにかくここで目覚めたのは偶然の出会いです。消えてしまうのは残念ですが、彼らの場合すぐに朽ちる体は重要でなく、胞子という名の魂が、あちこちを生き生きと旅しているような気がします。