2019年5月24日金曜日

るすばんねこ 48

今週、鹿児島県で行われている『災害で消えた小さな命展』に出かけたうささん。お留守番中のニャアコちゃんです。
 最近外では様々な鳥の姿が見え、声が聞こえ
ます。今年驚かされたのは、ゴロスケホーホー!と鳴くフクロウの低い声!
 ホ、ホーと高い声で短く鳴くアオバズクは今まで何度も聞いていましたが、ゴロスケホーホーを近所で聞くのは初めてでした。私が気づかずにいただけかも知れませんけど…。
 窓越しに鳥や虫をみた家猫が、クラッキングという特殊な鳴き声を発することがあります。カカカッケケケッと変な声や、歯を鳴らすカチカチという音。狩猟したいけど出来ないもどかしさを表現しているのだとか…。初めて見たときは何事かとぎょっとしました。
 けれど、ニャアコちゃんはクラッキングを一切しません。外で響くゴロスケホーホーも特に反応なし。野良のチャシマ君には、激しく攻撃的な態度ですが、窓辺の鳥たちには寛大?なニャアコちゃんです。

2019年5月8日水曜日

ワンコ岩

 10連休は、ほとんどの日をゆったりまったりしました。一泊だけ、都内から来た 友人と銚子市へショートトリップ。その時訪れた『犬岩』!地味ですが有名な 奇岩です。
 犬吠埼に犬岩。調べたら 源義経の愛犬『若丸 』が その主人公でした 。東北に逃れて行く義経主従の一行が 太平洋の 船旅で 房総半島へたどりつきました。その時 愛犬若丸は平家の亡霊に取り憑かれ 一緒に東北へ連れて行くことができなくなった のだとか。そのため この地に置いていかれ、七日間吠え続けた末に岩になってしまいます。その声が響き渡り犬吠埼の名も生まれたとか…。
 義経氏、安宅の関を通って東北へ 行く北陸ルートと思いきや、房総半島まで寄っていたとは神出鬼没です。 さすが大陸に渡ってチンギスハーンになったとまで 言われる 人です。 悲劇の主従には悲しい愛犬までいたのですね。私の勝手な考えによると、動物は純粋なので、亡霊にとりつかれるなんて無いと思いますが…
 悲しい伝説はさておき、犬岩は楽しそうに顔を斜め上にあげていました。悲劇がきらいな私の、のんきな物語が浮かびそうです。