2019年9月30日月曜日

秋の遅れ

 
例年より一週間ほど遅く咲きました。赤より早いはずの白いヒガンバナが、満開です。
 秋のお彼岸には、まだ花芽が地面から出てもいませんでした。高温多湿の空気では、まだまだ出れません、と言う感じだったのでしょうか。
 それにしても、10月を迎えるというのに、夏が未だに去った気がしません。ヒガンバナと同時に、アジサイが間違って咲いているのですから、奇妙な秋です。
 私が子どもの頃は気温35℃なんて異常な暑さに思えたのに、今は珍しくありません。もしかして、私が年老いて庭の花を眺める頃には、ヒガンバナは10月の花に変わっていて、カンロバナ(寒露花)なんて呼ばれていたりして…。
 気候の変動に、虫たちも苦労が多そうです。

2019年9月16日月曜日

初めての被災

屋根が飛んでしまったり、怪我をされた方を思えば、被災というのも申し訳ないくらいですが、生まれてはじめての台風被害でした。断水は3日間、停電は一週間。おかげさまで今日から日常の生活に戻りました。
 写真は、中秋の名月の夜。近所一帯真っ暗でしたので、月はひときわ明るく美しかったです。
 親しい友人たちが物資を持って応援にきてくれて、有難いことにガソリンで動く発電機を設置してくれました。おかげで、車内でエアコンをつけて過ごしていた高齢犬たちは、30度を超える暑さを免れることが出来ました。猫たちはマイペースでした…。電気で動く給水器をみて、どうして流れていないかにゃ?くらいなかんじです。
 今回、スケジュールをはっきり提示されないと私たちはかなり不安になるものものだなーと思いました。私が普段お仕事で支援している子どもたちの中には、急なスケジュール変更や、抽象的・流動的な時間割に不安定になったりいらだったりして、パニックになる子もいます。こういう理由で変更があるからね、この時間まで我慢すれば終わるからね、などと予告すればパニックも少なくなります。そういう子達の不安を、少しはわかってあげられた気がします。
 停電復旧の見込みが、最初は地域や日にちが大雑把で不正確だったので、その情報に振り回されて一喜一憂でした。工事の進み具合で予定が日々変わるのは、仕方ないと頭ではわかっているのですが。あと3日と言われたと思ったら、やはり1週間とか!
 私の場合は1週間と表示されていたのに、2週間以上かかる見込みに変わり…ガーンとショックをうけつつあきらめかけたら、いきなり電気がついて嬉しいサプライズでした!
 この時間も、不自由な生活、苦しい思いをされている人と動物のみなさん、どうか早く復旧されますよう祈っています。