今日は昼ごろまで霧につつまれていました。
近所の冬枯れ田んぼや、竹林が、ぼんやりにじんで少し怖ろしい気がしました。
霧の向こうからゆっくり人影が浮かんで現れ、はっきり見える前に
遠ざかって、再び霧にのみこまれて消えました。
いつも通る道が、どこか知らない空間につながるように思え、
時々立ち止まってしまいます。
まるで春の暖かさの今日から、明日は気温が真冬へ急降下すると
気象情報が伝えています。
こんなふうに急な気圧変化があり、今日のような濃霧を見ると、
何か、知らぬ間に大切なものがさらわれてしまいそうな不安を感じます。
節分の今日は、鬼さんも霧にまぎれ、人里をうろうろしていたかもしれません。
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