昨日、熊本の被災地へ支援ボランティアへ向かったうささん宅で、ニャアコちゃんはお留守番。
私も微力ながら協力する予定ですが、はたして役に立つかどうかは不安です。
この10日間、心はたえず地震のことで揺れていたような気がしました。
たくさんの方が、「何か自分にできることはないか!」と思ったのではないでしょうか。
地震発生時、猫を一緒に連れて避難するのが大変難しい…猫と暮らしている方の多くがそう言うかもしれません。
犬だってもちろん、パニックになったらおとなしく連れて行くのは大変だと思いますが、揺れに驚いた猫たちは、とんでもない隙間へ身を潜めてしまい呼んでも出てこないそうです。ましてや、キャリーバックへ入れるのはさらに難関でしょう。
『震災で消えた小さな命展』へ申し込まれた猫の飼い主さんからも、そのようなお話を聞いたことがありました。
地震発生から津波到達までの短い時間、いくら呼んでも出てきてくれない愛猫を、泣きながら残して避難してきたのだという苦しいお話。
どんなに時が経っても、消えることがないつらさです。
ニャアコちゃんは、地震の時どのようになってしまうのか…もしここへ入ったらこの洗濯ネット、こっちへ入ったならマタタビで誘うというふうに、いろんなパターンを考えてはいますが、予想通りになどいくはずないのも覚悟しています。
熊本でも、飼い主さんとはぐれた動物たち(特に猫たち)は多いと聞きました。
自分の歩く床や地面が突き上げられ揺れ動く恐怖は、人間も動物も同じくふりかかるものだと思います。
一日でも早く、すべての命に平穏が訪れることを祈ります。
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