先日、旧友に会いがてら訪れた、真鶴町の番場浦海岸。元神奈川県民の私は、三ツ石で有名な真鶴半島へ数えきれないほど訪問しているのですが、磯遊びでなくザブザブ泳ぐのは初。るり色が鮮やかなスズメダイの群れから大きな鯛(だと思う?)まで、たくさんの魚影に感動しました…。
写真のチョウチョウウオは、死滅回遊魚という悲しい名がついた熱帯魚です。暖流にのって南国からたどり着いたのに、冬の低水温に耐えられず命を落としてしまうそうです。
写真のチョウチョウウオは、死滅回遊魚という悲しい名がついた熱帯魚です。暖流にのって南国からたどり着いたのに、冬の低水温に耐えられず命を落としてしまうそうです。
そんな魚達の存在を初めて知った時、あまりにかわいそうで心が沈んでしまいましたが、なんと近年は越冬できる事例もあるのだとか!真冬に蚊を見かけた昨冬を思うとうなづけます。
熱帯の魚が温帯域で越冬可能になり繁殖するということは、生態学的に問題視されているそうですが、私は、その哀れな運命が救われて嬉しい気分です。
そして、死滅回遊魚に季節来遊漁というのどかな別名があることを最近知りました。大変な長旅をしてやってくる小さな魚たちが、浸食者として悪者扱いされず、地の魚たちと上手く住み分けして過ごせたらいいなと思います。
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