2025年6月16日月曜日

海辺の町へ

  
 週末は久しぶりの岩手への旅。三陸·宮古市に住む友人Sさんと、その愛犬ハロン君に会いに来たのです。
 大好きな電車·山田線の車窓や、Sさん宅の宮古市田老の道沿いでは、鹿達に何度も会えてとても嬉しかったです。
 写真のようにとてものんびり出現する鹿。大興奮なのは私だけで、Sさん毎日当たり前のようにお会い出きるそうです。(うらやましい…。)
 釜石市にも出かけ、『災害で消えた小さな命展』のお手伝い以来、10年ぶりにその沿岸を通りました。かさ上げ工事で重機が忙しく動いていた場所に、新しい家々や店舗が並んでいました。
 14年経ち、被災地と言う呼び方がふさわしくなくなってもふと思うのは、Sさんも含め、今お元気にいてくれてる方達は、14年前にそれまでの人生の思い出を濁流に奪われているという事実です。 
 被害がひどかった釜石市の鵜住居地区でかわいらしいアイスクリームショップに立ち寄りました。悲しい過去がうそのような明るいその場所で、悲しみを経験していない私は、忘れず心に置きつづけようと思いました。

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