2018年7月12日木曜日

物語から現実へ

私の家の回りは田畑の多い地域なので、 毎年胸が痛む放送が流れます。農作物被害軽減のため、カラスを 猟銃で駆除するという市役所からの報せです。
 以前、物語の中で、主人公がカラスの集会に遭遇して、その活動に参加するという場面を考えたことがあったのですが、実際にカラス語を研究している 方がいらっしゃるのを知りました!
国立総合研究大学院大学の、塚原直樹助教授です↓
ttps://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1030.html
 都市部の生ゴミあさり問題、農村部の作物被害…。カラスを排除したい人々はたくさんいるのが現実です。駆除して当然という考えを、違う方向へ持っていけないでしょうか。
【「駆除」という形ではなく、「優しく誘導したい」という塚原助教授の取り組みに、大きな共感を覚えました。これから生み出される技術を駆使すれば、将来、人間とすべての生き物が望ましい形で共存できる世界が実現できるのかもしれません。】-取材記事から引用ー

 ファンタジーと思っていたことが、現実になりそうです。そして、こんな研究を してくれている方がいることを知って少しほっとしました。

2018年7月7日土曜日

お願いごと

 
豪雨による水害。拡大する被害の報せに、胸が痛む今日、私の住む地域では一日晴天で、雲の合間に星が輝くのも見えています。今年も、庭に突然生えてきた笹竹に、七夕の短冊をつるすことができ、こうして無事でいられることへ感謝の気持ちもこめました。
 
 今日は、20時過ぎ、緊急地震速報が鳴り響きました。速報よりも先に小さな振動がやってきて、すぐに大きく家が震えだしました。
「家がつぶれてしまうのでは…。」という恐怖がわきあがりましたが、実際この地域は震度4だったので、それほど大きな揺れではなかったのです。なぜそれほど恐怖がわいたかと言うと、やはりあの特殊な音で鳴り響く地震速報の効果なのでしょう。
 あの音を聞くと、どんな人も不穏な緊迫感を持たされると思います。非常時に注意を向けるためなので、のどかな音ではダメなのでしょうけど、とてもあの音は苦手です。
 ちょうど一緒にいたニャアコちゃんも、揺れ自体よりあの音にびっくりしてダンボールへ駆け込んでしまいました。ニャアコちゃんはすぐに出てきてくれましたが、猫さんによってはこういう時に、家の中でかくれてしまってどうにも連れ出せず、避難できない状況になってしまうことが多いのです。つくづく、あの音が響かないことを祈るばかりです。
 今回の地震、最大震度は震度5弱で、私の住む地域と近い場所に5と言う数字がせまっています。それにしても、水害が起きている地域でこの地震が起きずよかったです。
 せめてこれ以上災害が重なりませんよう、今の時刻も雲に隠れず輝いてくれている星に、お願いしてから寝ようと思います。

 

2018年6月26日火曜日

るすばんねこ 40

 
ニャアコちゃんの窓辺には、ズッキーニが花を咲かせています。
 去年は育った株自体が少数だったせいか、結局雄花と雌花のタイミングが合わず、結実したのはわずか一本だけでした…今年はたくさん育ったので期待がふくらみます!!
 しかし!!この一ヶ月、見守っていた結果、なんとも雄花が多いこと…。どうして?というくらい雌花が咲かず、鮮やかな黄色いお星さまを開いているのは雄花ばかり。今朝も5つメンズでした。
 どうしてでしょう?調べると、 気温の関係で雌雄のバランスが片寄るとか、開花始めは雄花が多いとかありました。来月には姫も顔を出してくれるのでしょうか…。
 ニャアコちゃんがじっと窓の外を見つめてつぶやきました。
「ニャアコの魅力にすいよせられて、雄花がたくさん咲いているにちがいにゃい。」

2018年6月16日土曜日

目覚めたお客さん

 
梅雨らしい日のある朝。ベランダのプランターに、出現したキノコたち。バジルが成長しつつある中で、大きく笠を広げていました。庭で見かけたことはありましたが、プランターでは初めてでしたのでびっくりです。でも、よくあることのようです。 検索すると、たくさんのかたが写真を上げていました。
 
 多くの方が、気味が悪いのですばやく 除去しているようでした。確かにキノコはカビ仲間ですし、胞子を飛ばすので、周囲の植物についたら困るという気持ちもわかります。そう簡単に周囲を毒することはないようですが…。
  私はキノコさん歓迎!単純にみていて面白いし、ドキドキするからです。珍しいお客さんには、好きなだけ居てもらうことにしています。それに、除去しようが、もてなそうが、キノコのお客たちは、本当にはかなく消えてしまいます。次の朝にはもう土と同じ色になっていました。
 キノコの素は、外部から飛んで来たか、元々土の中に潜んでいたのかどちらかわかりませんが、とにかくここで目覚めたのは偶然の出会いです。消えてしまうのは残念ですが、彼らの場合すぐに朽ちる体は重要でなく、胞子という名の魂が、あちこちを生き生きと旅しているような気がします。

2018年5月31日木曜日

るすばんねこ 39

 5月最後の日の留守番ニャアコちゃん。排便後のゆったりしたひとときです。
 しかしその直前までは大暴れで部屋を走り回っていました。排便前、時々ニャアコちゃんは大興奮になります。
 猫と暮らしている方ならよく知っている不思議な行動で、「トイレ・ハイ」と呼ばれているのだとか。
 調べると、排便前にハイテンションになる理由がいくつか書かれていました。けれど、ニャアコちゃんの場合はどうも当てはまらないのです。
 トイレが汚れていてこれでは出来ないよ~と訴えているわけでもないし、トイレが落ち着かない場所だから出来ないよ~というわけでもなさそうです。
 いろいろ調べてみたら、ニャアコちゃんはこれが近いのかな~?と思う理由がのっていました。縄張りを強調したい時、自らのテンションをあげて走り回り、排便後は砂もかけず、自分の臭いを主張する行動をとるらしいとのこと‼
 まさに、ニャアコちゃんも暴れた時のう○こは、その姿があらわに出ていることが多いのでした!普段はどこにしたかわからないくらい隠すのが上手なのに…。
 ひとりっこで自分のお部屋には他のケモノが入ってこないはずですが、出入りする私には、他の猫さんのにおいがついてくるでしょうし、隣の部屋には老犬ポテさんもかなり自己主張しながら寝起きしています。おとなしいニャアコちゃんですが、時には激しく自己主張したい時があるのですね。

2018年5月21日月曜日

集団行動

近所の水田に親子のお散歩発見!小さな体なのに、すいすい自由に泳げる子鴨たち…かわいい姿を撮ることが出来ました。
 
 先日、私が働く小学校で運動会がありました。本番に至るまで、たくさんの練習をしてのぞむのですが、その練習という行為が苦手な子は、毎年多いです。練習が苦手って、誰でもそうでしょう!といわれるかもしれませんが、私がサポートする子達には、その苦手具合が普通では想像しにくい度合いでおし寄せてくるのでした。どうして、きちんと縦横整列で並んでいなくてはならないのか、どうして待っている間に砂に絵を描いていては悪いのか、どうして、ラジオ体操まで練習しなくてはならないのか…。集団行動をする意味がわからないからやりたくない、そんな子もいます。
どうして?と聞かれて、私も返事に困ることがよくあります。
「みんなで一つの形をきれいにつくるために一緒に並んでやるんだよ。観に来てくれる人たちにかっこいい!と感動させるの。」
しかし、私自身、集団行動が苦手な子でしたから、心の中では別の声が…。
(ほんと、めんどくさいよね。開会式なんて練習しなくたっていいじゃん!)
みんなでそろって行動すること。私も苦手に思いながらやっています。 
 
 子鴨は全部で13羽いるのですが、1羽だけ写真の外にいます。すいすいきままに離れて泳いでいる子がいるのです。親鴨に呼び寄せられ、遅れて追いつくのを繰り返していました。彼らの場合、集団行動が苦手だと命取りになるかもしれませんから、どうか一緒にかたまっていてほしいと思います。けれど、人間の場合は集団行動が苦手でも、いつかそれが理解される日がくるでしょうから、それほど必死にやらなくても…と思ってしまいます。みんなに合わせて追いつかせてあげる役割で働く私がそれではダメなのかもしれませんが、それぞれの魂に合った時間の流れがあっていいと思っています。




2018年5月11日金曜日

素敵な時間

一昨日、久しぶりにフジコ・ヘミングさんのコンサートへ行きました。
 相変わらず素敵な、手作り衣装で登場したフジコさん。笑顔とお元気そうな姿にホッとしました。
 数曲あったショパンの曲目に、私がフジコさんコンサートで初めて聞く曲がありました。ピアノ独奏曲の英雄ポロネーズです。
 さまざまな奏者の演奏を聞いたことのあるこの曲、正直なところ好きでなく、心に 響いたことがありませんでした。むしろ、この曲を聞くと心をかきみだされるような気がして、避けたい気持ちにしかならなかったのです。
 それが初めて聞いたフジコさんのポロネーズで、衝撃的に感動することになるとは‼
 大げさではなく、こんな素敵な曲だったのかと発見した嬉しさで、曲に合わせて心も体もはずみます。何十年も前から出会っていた曲なのに、初めての出会いのようでした。
 こんな感動する時間をくださったフジコさんに、改めて感謝です。どうかいつまでもお元気でいてくださるように…コンサートの終わりに、いつもそう思います。