2021年2月28日日曜日

ペールオレンジの月

  


 昨夜の満月、自宅2階から撮りました。上がりたての満月は大きく、何とも言えない柔らかい色でした。 ピンク色でもオレンジ色でもない、 一番近い言い方は『はだ色』。

 しかし今の時代、 肌色は人種差別用語として使われていません! うすだいだい色 と言うしかないのですがどうもピンと来ないのが本音です。 いつからはだ色が使われなくなったのか調べると、大体2000年頃からとありました。 もう20年も前からだったのですね。

 肌の色が違う外国の子どももいるのですから、教育の場で『はだいろ』は適切な表現じゃないかもしれませんが、差別という意識は違和感があります。差別用語と分ける事自体が、差別なような…。うすだいだい色という名より、英語のぺールオレンジの方が少し雰囲気がいい感じです。

 満月は、ペールオレンジからあっという間に黄色、そして銀色に変化し、中空へ上がりました。私のスマートフォン写真ではわかりかねますが、隣家の庭に満開の梅が白く浮かび、 とても美しかったです。

2021年2月21日日曜日

るすばんねこ 63

 

 急な活動で、急なお留守番 することになってしまったニャアコちゃん。聞いていないにゃ、予定になかったにゃ…という横顔です。ガラス玉の様な瞳も横からだとひときわ美しく、透き通っていました。
 つい最近 、老母が白内障手術を受けました。
眼の表面に開けた穴から濁った水晶体を 吸引 し、新しいレンズを入れるとか… 術前の説明は、聞いているだけで、目の奥がムズムズとしてくるような話でした。しかも、そんな手術をたった15分で終わらせ、日帰りだというのですから 、信じられない思いです。 人間だけでなく動物にも、白内障手術は同じような手段でされているそうです。
 世の中には、高確率で白内障の手術を受けた人や動物がいるということになります。それにしても、いくら麻酔が効いて痛くないと言っても 、目の前に迫る眼球を切開する器具を直視しながら受ける手術は恐ろしい… 私自身も、なんとなく白内障になりそうな気はしますので、 覚悟しておかなくてはなりません。ニャアコちゃんのその美しいガラス玉は、いつまでも濁らずいられますように。