2021年2月21日日曜日

るすばんねこ 63

 

 急な活動で、急なお留守番 することになってしまったニャアコちゃん。聞いていないにゃ、予定になかったにゃ…という横顔です。ガラス玉の様な瞳も横からだとひときわ美しく、透き通っていました。
 つい最近 、老母が白内障手術を受けました。
眼の表面に開けた穴から濁った水晶体を 吸引 し、新しいレンズを入れるとか… 術前の説明は、聞いているだけで、目の奥がムズムズとしてくるような話でした。しかも、そんな手術をたった15分で終わらせ、日帰りだというのですから 、信じられない思いです。 人間だけでなく動物にも、白内障手術は同じような手段でされているそうです。
 世の中には、高確率で白内障の手術を受けた人や動物がいるということになります。それにしても、いくら麻酔が効いて痛くないと言っても 、目の前に迫る眼球を切開する器具を直視しながら受ける手術は恐ろしい… 私自身も、なんとなく白内障になりそうな気はしますので、 覚悟しておかなくてはなりません。ニャアコちゃんのその美しいガラス玉は、いつまでも濁らずいられますように。

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