2021年9月4日土曜日

家族のお話

  


 庭の山椒の木でナミアゲハの幼虫を見つけた数日後、すぐ隣の青シソの茂みで、無事羽化した成虫を見つけました。幼い頃、キアゲハの幼虫(今の私には、ちょっとゾワっと怖い容姿ですが…。)を育て、旅立ちまで見届けたのを思い出します。短いお付き合いながら、家で一緒に過ごしたあの命。空へ見送るのがさみしかった記憶があります。

 今日、ギタリスト桑田守喜さんのオンラインライブ内で、私の短編『11人目の家族』が朗読されました。朗読はいつも読んでくださる齊藤正樹さん。(LIVE ACROSS GENERATION9/4)

 このお話の中には、魚や鳥というペットを当たり前に家族だと話す少年が出てきます。犬や猫、ウサギ、ハムスター、鳥…ここまでは家族と思える人は多いかも知れません。けれど、亀、魚、そして虫となると少ないのかも…と思います。けれど、家族に種の線引きをするのはおかしな事。そのひとが家族と思うなら、犬でも、アゲハチョウでも、間違いなく家族だと思うのです。お話、こちらにアップしていますのでお時間あるかたはどうぞお読みください。

https://novel.daysneo.com/sp/works/60f1fb56bece69ace6fc2ec0bf93fdea.html

2021年8月12日木曜日

るすばんねこ 66


 久しぶりのお留守番は、2週間と少々です。
 庭の小さな畑に育ちつつあるスイカが、今年もいくつか収穫できました。美味しそうにスイカジュースをなめるワンコ達ですが、ニャアコちゃんは相変わらず、全く興味なし。
 写真の小さなスイカは、台風とその後の大雨の後、ぱかっと顔のように割れていたのでタネを目にして記念撮影したのです。中はまだ薄いピンクで未熟なので、撮影の後に畑の虫達へ提供してきました。他にもいくつか割れてしまいました。
 どうして、こんなふうに割れてしまうのか…調べると、短時間で急激に水分を含んだのが原因でした。一晩で一ヶ月分以上の降水量が!などと気象情報でよく聞く言葉です。考えてみれば、そんな大量に水分を飲む羽目になれば、スイカだけでなく大地も割れてしまいます。だから、この夏もたくさん起きている地滑りなどの災害が発生するのか…と顔スイカを見ながら実感しました。
 台風シーズンはまだまだこれからですから、これ以上恐ろしい災害が起きないことを心から祈ります。

2021年8月6日金曜日

波の狭間

 


 今年の夏も、ものものしい緊急事態宣言が出されてしまいました。

 海水浴場が開設されないご近所の浜は、地元の人、またはサーファーがちらほらと波に浮いていました。私も地元の人なのよ、と水遊び。防水カメラで写真を撮りながら、ボディボードを楽しみました。

 上の写真は、泡立ちながらこちらへ来る波を撮ったのですが、右側に白い半月型のなにかが見えます。何だろうと思って拡大したら、反射している光がたまたま半月型に見えているようでした。

  写真には、いろいろと不思議なものが写ります。何だろうこれ?と思うものが結構写ります。真実を写すという意味の写真。きっと、私たち人間の視力には見えにくいものが、時々写り込むことがあるのでしょう。

 けれど、不本意に写り込んでしまったものも、あるかもしれません。心霊写真などと大騒ぎされるものも、うっかり通りすぎてしまった誰かが、たまたま写ったのかも…。本当はひっそり歩いていただけかも知れないので、あまり大騒ぎしないほうがいいのかも知れません。

2021年7月11日日曜日

分離する空

 

 燃えるような夕焼けのすぐ上に暗い空。そして、激しく流れる煙のような雲。色彩は美しいけれど、恐ろしい雨雲を連れて来る空。夕方から夜にかけ、不安定な空模様で、先日の熱海土石流災害のような災害が、再び起きませんように願う夕暮れでした。

 毎年、どこかで必ず悲しい被災があります。いつ、どこで起きるかわからない天災。雷の激しい音を聞き、慌てて様々な電気機器に充電をする私は、日頃の備えを反省しているところです…。

2021年6月28日月曜日

るすばんねこ 65

 今日でお留守番終了のニャアコちゃん。今年も庭でトマトが出来る季節になりました。
今年は中玉トマト❗ 毎年恒例の 初トマト写真撮影。ニャアコちゃんは興味なしです。

 6月は、妙に病院と縁がある月でした。

 友人が相次いで入院・手術をし、私自身もコロナワクチン接種を受け、そして昨日、老母がいつもの持病で入院…。 

 今の時期は入院病棟へのお見舞いは禁止ですから、私も母が必要なものをまとめ、受付の守衛さんに預けてきました。 私と同じように荷物を預ける人々のカバンが、守衛さんの運ぶワゴンにあふれていました。 患者の顔色も分からず どんな様子か分からないお見舞いは、不安なものでした…。

 来月は、病院と縁が薄い月になりますように。ニャアコちゃんは、るすばんと縁が薄い月になりますように。

 


 


2021年6月15日火曜日

透明な色彩

  


 うささん個展、最終日の今日、観させていただきました。

 上の絵は、今回の展示で私が一番好きな作品『明るい方へ』。ジュゴンの親子と白い魚が向かう明るい場所。環境破壊で食べる海草や住みかを奪われつつあるジュゴンが、この絵のように明るい世界を泳いでくれることを祈っています。絵に込められたメッセージも心に迫りますが、この色達が大好きです。いつか、海の中で見上げた水面の先に太陽を見た時、こんな光を見たことがありました。

 実際の海の中でも思いました。色があるけれど、 その向こうにある空気や水が見える「透明な色彩」。 

 ひかりの輪の向こうに、なにも心配ない未来はまだ見えませんが、少なくとも自分が意識すれば変わっていく明るい海が見える気がします。

2021年6月11日金曜日

るすばんねこ 64

 


 ひさしぶりのおるすばん。今月は留守番率が増えそうなニャアコちゃん。窓ガラスの向こうで大きくなってきたトマトへ、忙しく飛来する蝶を見ていました。

 ガラス窓にはりつけてある物体は、その名も「絶景リゾートベッド&テラス」! 猫用吸盤式ベッドとテラスです!これは素敵!と思ったのですが、ニャアコちゃん…一度も乗ってくれません。1ヶ月くらいは手を出さないだろうね~と話していましたが、2ヶ月、3ヶ月経ち、もう4ヶ月…。目線では気にしてくれているのですが、手をかける事すらしてくれません。たかぎ家のおてんば猫・マーブルさんにお下がりかな~と思っているところです。

 人間世界でいうと、断崖絶壁に作られた酔狂なコテージのようなものなのでしょうか?確かに 好みが別れます…。絶景テラスより、ゆったり段ボール箱がいいニャとくつろぐ、穏やかなニャアコちゃんでした。