2024年6月30日日曜日

るすばんねこ 91

 

 窓ガラス越しのニャアコちゃん。視線の先には外からスマートフォンを向けている私。
 隠れ家から出てきて、なにやってるにゃ?と少し雄々しい顔で見ていました。
 去年はトマトジャングルだったニャアコちゃんの窓辺は、今年はゴーヤが育つかもしれません。と言っても、うささんや私が植えたわけでもなく、突如出現した芽を今日発見したのでした。
 どのような経緯でここに芽を出したか謎ですが、昨年ゴーヤをいただいた時に種を捨てたのかな…とも思います。
 実は私、今年ゴーヤの種をプランターにまいて発芽を待っていたのですが、なぜか全く出ませんでした。ちゃんと完熟した種でしたから出てくれるはず!ですが、五月雨の高温多湿でやられてしまったのか…さっぱりダメで残念と思っていたところでした。今日発見したゴーヤさん、大きく育って実りますように。
 6月もほとんどがお留守番で過ぎてしまいました。同居の老犬達としっかりお留守番しているニャアコちゃん。ゴーヤもトマトも興味ありませんが、窓辺によってくる虫たちに視線を翻弄されて大忙しです。

2024年6月16日日曜日

るすばんねこ 90

 
 6月もうささんは保護・譲渡・講演で大忙しでほぼ不在の日々…。ニャアコちゃん、うささん在宅のわずかなスキをねらってあまあまだったご様子ですが、今週も再びお留守番。
 チームうーにゃんが関わったある猫の事で様々な波紋があったことは、SNS投稿をご覧の方はご存知かと思います。個人情報があるので発表できない内部事情や団体によって意見の相違もあり、まるで一匹の猫を挟んだ争いのように見られてしまったことは残念でなりません。
 ブログと小説投稿以外、滅多にSNSの世界に足を踏み入れずにいる私ですが、今回は自分たちのチームが何を言われているのやらと読ませてもらいました。が、びっくりしました。しっかりと意見を投稿している方ももちろんいらっしゃるのですが、醜い暴言に近い言葉の投げつけが!矢面に立つ代表への悪口も見かけました…。想像以上に恐ろしい、SNSの『両刃の剣』側面を知りました。
 一言発信すれば、素晴らしい意見や情報が瞬く間に広がる、そんな魔法の世界の側面は、自分の身分も明かさずに、一言で相手の心へ刃物を突き立てる危険な武器を持ち合わせているのですね。
 冷静に投稿してくださっている方たちの言うように、飼い主が見つかったのは結果的に良かったことであるけれど、それまでに問題にされていた『捕獲時の情報開示』のことは別問題ですから、どうかそのことをしっかり守って活動をしてほしく思います。もちろん私たちチームうーにゃんも守っています。もしも、ニャアコちゃんが災害時に野外へ出てしまい、見知らぬ場所で捕獲してもらっているのなら、その情報を一分でも早く知ってかけつけたい!それが何よりシンプルな願いです。

2024年5月28日火曜日

皐月を見送る

  
那須・流石山から大倉山へ
 今月初め、福島と栃木の県境に連なる那須連山の片隅を歩きました。
 ちょうどその旅に出発する時とても悲しい報せを聞いたので、行く途中も山上でもそのことばかり考えて歩き、山の写真もここに載せていませんでした。フジコ・ヘミングさんが空に旅立たれたという報せ。心の一角がガランとなりました。
 フジコさんの奏でるピアノは、ずいぶん昔から好んで聴いていましたが、大ファンになったのは十数年前からです。動物に対する思い、人生への想い、人間たちへの辛口な警鐘。そしてピアノの奏で方が本当に大好きでした。過去に何度か聴いていた時心を素通りしていたのに、フジコさんのコンサートやCDで聴いて初めて好きになった、という曲がたくさんあります。
 
 休憩中、スマートフォンからフジコさんのピアノを流して聴いていました。休日なのにほとんど登山者に会わなかった静かなこの山域は、熊が多く出るそうです。ピアノ曲に護っていただきながら、雲が様々な形に変化して流れていくのを見送りました。その日、一つ物語が浮かびましたが、大切な存在を見送った大きな穴に入っていてまだ形になってくれません。いつか出来上がったら、ここに追記させていただきたいです。
 5月は私が好きな月で、野山へ向かう気持ちが浮き立つ月なのですが、今年は静かに見送る月となりました。 どうか、見送った魂が、素敵な場所に落ち着いていらっしゃいますように。

追記7/7 随分時間をかけてしまいましたが、
1つお話をまとめました。お時間がありましたら どうぞ お読みください。
https://novel.daysneo.com/sp/works/d80308cad3e723c39450a2f26a8ec3bc.html

2024年5月15日水曜日

太陽からプレゼント!?

  

 太陽表面で起きる大爆発『太陽フレア』が活発になっているという最近。低緯度地域でオーロラが観測できたというニュースを観ました。写真は、カナダ・バンクーバー在住の友人Nさんが送ってくれたもので、肉眼だと見えにくいですが写真にするとこんなに美しく色が写るそうです!日本では北海道でも観測できたそうですね。
 太陽フレアと低緯度地域のオーロラ、そして地球上の電磁場への強い影響について、20年程前に興味深く調べたことがありました。大好きな作品の一つ『オーロラの彼方へ』というアメリカ映画を観てからです。数十年ぶりにニューヨークの夜空にオーロラが現れた日に、ゆがんだ電磁場によって、30年前の時空と古い無線機によってつながった親子。無線機越しに会話しながら事件や災難を切り抜けていく、スリリングでありながらとてもあたたかい物語でした。様々な困難を乗り越えた結末がとても好ましくて、今現在も変わらず大好きな映画です。
 太陽は、地球にとって命の源になる存在であり、その爆発は地球上に様々な影響を及ぼす…それを知った時、太陽に畏怖を感じました。皆既日食に恐れをなし、ひれ伏した古代の人々の気持ちがよくわかる気がします。
 良くも悪くも強大な影響を与える太陽と、私たち地球人はこの先の未来もちゃんとつきあっていけるのでしょうか。地球人が身勝手なことをしたら(例えば宇宙空間へ悪質なごみ投棄をしたり!)太陽は怒りを爆発させて地球なんて焼いてしまうかも…。そんなことが現実にならないよう、祈ります。



2024年4月29日月曜日

るすばんねこ 89

 

 能登半島地震行方不明動物捜索が続いた今月。4月も留守番で終わってしまうニャと、ふて寝する?ニャアコちゃん。まるで、以前の記事(るすばんねこ35)で載せたパンダ豆です…。
 チームうーにゃん動物捜索依頼のデータを整理する担当の私は、依頼された方が寄せてくれた動物たちのお写真もすべて目を通させていただいてます。
 先日の依頼に、あ!と目を見張る写真を発見。2匹の猫が野原を背景にこちらを振り返っている写真。ニャアコちゃんがこの家に保護される前の野良時代、同じような写真を撮ったのでした。野原の向こうでニャアコちゃんを待っているもう一匹は、イケメンと呼んでいたボス的存在の純野良さん。人に近寄るなんてとんでもないぜといった貫禄がありました。
彼は、当時子猫から大人になったばかりのニャアコちゃんより少し年上の若者でしたから、もし保護されていれば今も健在かもしれません。しかしもう何年も、どこにも姿が見えません。猫たちは外で暮らす方が幸せだよ、と言う人たちも多いのですが、外には自由奔放な猫たちにとっても『命の危険』があふれています。事故・病気・仲間や他の生き物との争い、そして農薬や除草剤による中毒…。どうか、このことを考えて欲しいと願っています。
 パンダ豆ニャアコちゃん、うささんは、あと数日で石川県から帰って来ますよ。

2024年4月15日月曜日

一度は見たい

 
 年老いた母が『一度は見ておきたいから連れて行って欲しい』と言う場所 がいくつかあり、その一つに福島県福島市の花見山公園がありました。
 花木生産者の方が長い年月をかけて花木を植え、一般公開してくれている丘陵。先週初め、福島に行く機会があり、ちょうど花の良い時に桃源郷と言われるその場所を母と散策しました。 
 自然の山などで偶然出会う花は好きですが、 園芸花壇や庭園に咲く花々はそれほど興味がない私。しかし、丸ごと花盛りのその景色にはとても感動しました。 
「どうせ 計画的に 集めて植えたんでしょ?そりゃ色とりどり咲くでしょうよ。」
なんて思う方(それまでの私…。)にはやはり一度は見て欲しい美しい景色でした。 人が植えていても自然に咲いていても美しいものは美しいです。 大切にされていればその気持ちは伝わると思います。
 実は、過去にやはり一度は見ておきたいと母から頼まれて訪れた場所が、北海道富良野市のラベンダー畑。そこでも、どうせちょっと大きな花畑でしょうなんて思っていた私でしたが、やはり感動しました…。一度は見たい風景、まだ増えそうです。

2024年3月31日日曜日

るすばんねこ 88

  

 留守番18日目。3月最後の今日は驚くほどの暖かさで、初夏のようでした。さすがのニャアコちゃんも冬ベッドに入らないかな、と思っていたらすっぽり入り、いつもと同じように丸くなっているのでした。
寒がりなのはわかりますが、もう春ですよ、ニャアコちゃん。
 ニャアコちゃん、こんなふうに横たわると手足が超短い!です。しっぽも丸まっているので、まるでうさぎ?
 うさぎと言えば、今日はキリスト教の復活祭・イースター。多産で知られるうさぎが生命の繁栄シンボルとされているのは以前から聞いていましたが、イースターバニーが良い子にプレゼントを配っていくというドイツの風習は最近知りました。クリスマスのようで楽しみですが、良い子というのが気になります。何をもって良い子の基準にするか…自分がその渦中にいる子だったらドキドキです。 どんな子にも、様々な良い子要素を見つけてもらえますように!
 ニャアコちゃんは、この『手足短か写真』不本意かもしれません。本当はもっと長いにゃ、日本猫として標準にゃと言いたそうでした。しかし、やっぱり短いほうかと思います…。