2019年7月7日日曜日

災害で消えた小さな命展・・・40

 
一昨日の夕暮れ。昼の間降り続いた雨が上がった直後のあまりにも鮮やかな西の空。
天変地異でも起きたらどうしようという、胸がざわざわするような色合いで、西の空は帯状に燃えていたのでした。
 今日、一日だけですが四国・高知県にて災害で消えた小さな命展が開催されました。
四国地方ではじめての開催です。一日という短い間に、命展複製画展・うささん講演・朗読劇の三つも行われ、濃厚な一日だったようです。
日本国内で、私が一度も足を踏み入れたことのない唯一の地域の四国!
自分が描いた子達の複製画が展示され、自分が創った物語が朗読され、行ったことのない場所で小さな命の大切さを訴えてくれているのを想うと、不思議な気持ちです。
 以前、命展に絵を依頼した飼い主の方が言っていた言葉を思い出しました。
絵になった動物を受け取るまで、一年近くあちこち巡回してくるのを待ちながら、自分の知らない土地を旅してくるんだね、今どこにいるのかなと思って楽しみにしています、という言葉でした。
 雨の多いこの季節、様々な災害が起きつつあります。避難するときには、どうか小さな家族も一緒に離さず、避難してほしいです。どうか受け入れてほしいです。
 今夜は雨の七夕さま。いつものように短冊に絵を描き、願いをこめ、窓辺につるしておきました。雨雲の上の空に輝く星が、ちゃんとみてくれていると信じてます!


2019年6月22日土曜日

るすばんねこ 49


  
 3週間のおるすばん、もうすぐ終了です。
冬瓜の花が次々に咲き、とてもキレイなのですが、去年のズッキーニに続き雄花ばかり!
またもやタイミング悪いメンズぞろいなのでしょうか…。
 今日は夏至でした。 朝から不安定な曇天で、時折 雨が降りかかってきたので、夏至らしい長い陽が感じられませんでした。
 日本では、古来から夏至の祭りというものはないようです。地域限定の行事はあるそうですが、冬至のように大々的な風習がないとのこと。その理由の一つに、農繁期で忙しかったからということを 聞いたことがあります。
 確かに今の時期、 田んぼも畑も大忙し。 梅雨の晴れ間があろうものなら、 いろいろ作業が多いのでしょうね。
 私も、雨の上がった時間に、伸びた草を抜いて いました。一日で存在感を表す草や、笹竹たち。こんな日は汗をかかず、 蚊にも刺されず、涼しく草むしりが できるのです。
ニャアコちゃんは、そんなふうにせかせか動いている私を 、ゆったり眺めて いました。

2019年6月5日水曜日

初めまして

今年初めて植えた冬瓜のお花が、今年初めて開きました。
 うり仲間らしい黄色ですが、他の仲間とちがって花びらが4枚。へえ~と思って写真に撮りましたが、実は後から、このお花が変則的だったことを知りました。
 本当は5枚花びらがあるそうです。なんとなく不思議な雰囲気だったけれど、やはり変わり者のお花だったのでした。
 一昨年と昨年、かぼちゃとズッキーニが上手く結実しなかったので、冬瓜はどうかな?という期待をこめて植えてみました。ご近所の畑で、結構野放しなのにゴロゴロとたくましく成っているのを見かけたので、心強く思います。
 そういえば以前、母がメロンの種を埋めておいたら出てきた芽を、せっせと育てていたら、なぜか冬瓜として結実したという奇妙なことがありました。まるで、うぐいす母さんがわが子と思って育てていたヒナが、実はホトトギスだった!のような…。(最近うちの周りでもホトトギスの声が大きく響いているので、うぐいす母さん大変です。)
 冬瓜の花粉を運んだ蜂が、メロンの花を冬瓜に変えた??のか解りませんが、とにかく冬瓜はそれだけ実をつけてくれやすいのでは!と 期待が高まります。
 梅雨入り間近ですが、黄色いキレイなお花が咲くのが楽しみです。

2019年5月24日金曜日

るすばんねこ 48

今週、鹿児島県で行われている『災害で消えた小さな命展』に出かけたうささん。お留守番中のニャアコちゃんです。
 最近外では様々な鳥の姿が見え、声が聞こえ
ます。今年驚かされたのは、ゴロスケホーホー!と鳴くフクロウの低い声!
 ホ、ホーと高い声で短く鳴くアオバズクは今まで何度も聞いていましたが、ゴロスケホーホーを近所で聞くのは初めてでした。私が気づかずにいただけかも知れませんけど…。
 窓越しに鳥や虫をみた家猫が、クラッキングという特殊な鳴き声を発することがあります。カカカッケケケッと変な声や、歯を鳴らすカチカチという音。狩猟したいけど出来ないもどかしさを表現しているのだとか…。初めて見たときは何事かとぎょっとしました。
 けれど、ニャアコちゃんはクラッキングを一切しません。外で響くゴロスケホーホーも特に反応なし。野良のチャシマ君には、激しく攻撃的な態度ですが、窓辺の鳥たちには寛大?なニャアコちゃんです。

2019年5月8日水曜日

ワンコ岩

 10連休は、ほとんどの日をゆったりまったりしました。一泊だけ、都内から来た 友人と銚子市へショートトリップ。その時訪れた『犬岩』!地味ですが有名な 奇岩です。
 犬吠埼に犬岩。調べたら 源義経の愛犬『若丸 』が その主人公でした 。東北に逃れて行く義経主従の一行が 太平洋の 船旅で 房総半島へたどりつきました。その時 愛犬若丸は平家の亡霊に取り憑かれ 一緒に東北へ連れて行くことができなくなった のだとか。そのため この地に置いていかれ、七日間吠え続けた末に岩になってしまいます。その声が響き渡り犬吠埼の名も生まれたとか…。
 義経氏、安宅の関を通って東北へ 行く北陸ルートと思いきや、房総半島まで寄っていたとは神出鬼没です。 さすが大陸に渡ってチンギスハーンになったとまで 言われる 人です。 悲劇の主従には悲しい愛犬までいたのですね。私の勝手な考えによると、動物は純粋なので、亡霊にとりつかれるなんて無いと思いますが…
 悲しい伝説はさておき、犬岩は楽しそうに顔を斜め上にあげていました。悲劇がきらいな私の、のんきな物語が浮かびそうです。
 

2019年4月29日月曜日

災害で消えた小さな命展・・・39

 
世田谷区祖師谷大蔵の肉球画廊(ギャラリーパウパッド)さんで、開催されている命展(複製画)、今日が最終日です。私は一昨日、ギャラリー内で開かれた朗読劇の時間におじゃまして来ました。
 私の創ったお話も読んでくれると聞いて、ドキドキでした。 自分のお話を他の人が読んでくれるのを聞くのは、生まれて初めての体験です!うささん率いる劇団の方たち、とても素敵に読んでくださり、嬉しかったです。ありがとうございました。
 観に来た友人にハッピーエンドで いいねと言われて考えてみたら、私は悲しい結末の物語を書いたことがないかも知れません。悲しい結末ですぐ思い出すのは、アンデルセンの『すずの兵隊』と、新美南吉の『ごん狐』…。 やりきれない気持ち№1.2を争う二つの物語…。
 確かに、現実世界は、ハッピーエンドの方が少ないかもしれません。むしろ悲しいことが多いのでしょう。こんなに悲しい事が多いのだから、読む物語まで悲しくなくたっていいじゃないの、と私は思うのでした。逃避と言われても、現実はそんな甘くないよとけなされても、かまいません。 しばし、幸せな物語の中へ逃げ込むのは、悪いことじゃないと思います。
 一昨年の秋、ドライブインに置き去られていた小さな苗を拾ってきて植えた、ミヤコワスレ。去年の春は、細々と2本の茎がお花をつけていましたが、今年は株が増え、家族が増えました。ささやかなハッピーエンドはあちこちに見つけられます。

2019年4月9日火曜日

るすばんねこ 47

最近、ちょこっとお留守番のある ニャアコちゃん。 今日も 一泊だけ留守番猫です。
 桜が咲き始めてから寒い日が多かったので、やっと満開になった、と思ったら、風雨で散りはじめています。
 お隣の庭から風にのって花びらがひらひら飛んできて、ニャアコちゃんはくいいるように見つめていました。ついつい目でおってしまうネコの性分、目が疲れないか心配です。
 天気が不安定なのか、昨夜は稲光と雷鳴に驚かされました。季節の変わり目のこんな嵐は、大切な命が連れていかれることが多い気がして怖いです。
 窓辺で丸くなっていたニャアコちゃん。そんな不穏な事態に動じていない様子でした。