2021年1月27日水曜日

るすばんねこ 62


  2121年初のお留守番は1週間。お留守番4日目のニャアコちゃんです。

 身の回りの知人にコロナ患者が出始めた近頃、更に慎重な消毒・予防対策を模索する日々。 ワクチン接種がスタートするというニュースと同時に、ワクチンの副作用が心配される声も聞こえます。 

 素人の考えでは、こんなに変異していく強烈なウイルスに対して、本当にワクチンは効くのだろうか… なんて思ってしまいます…。が、そんな疑いを持ってしまっては 、効く薬も効かないと反省しました。

 いつの時代も、 新しい薬に対する風当たりは強く、ましてや健康な人が予防するためのワクチンは、更に受け入れ難いと思います。

 本当にそんな薬を体に入れて大丈夫?と言われ、効果があれば喜ばれますが、少しでも副反応が出たりしたらつつかれるのでしょう。

 確かに、そのワクチンが体に合わない人もいるでしょうから、慎重に摂取しないとならないと思いますが、疑って怖がっていたら 、せっかく世に生まれてくれたワクチンにも申し訳ありません 。

 いつの日に私が受けることになるかは分かりませんが 、ワクチンが生まれるまでの間にどれだけの命が実験で犠牲になっているか …心して受け取らなくてはと思っています。

 ニャアコちゃんはじめ、 隣室のご高齢ワンコ さん達にも、 私のご高齢父母にも 、ウイルスを持ち込まないように、とにかく気をつけなくては!

 ワクチンの効果も合わせ 、春になれば少しは 減ってくれるかな、と願っています。

2021年1月15日金曜日

ホースの飴

 

 寒い朝。外水道のホースをつないだ蛇口をひねったら、ニョキニョキとホース内の氷が出てきました。

 透明の千歳飴みたいな氷は、弱い冬の陽を含んでやわらかそうです。

 そのまま地面に返すのがもったいなくて、一度鉢に集め、写真を撮りました。

 昔、初めてツララを手に入れた時、どうにかとっておけないか考えたことを思い出します。 

 ホースの飴、その頃の幼い自分だったらペロペロなめてしまうんだろうなーと思いつつ、さすがに今の私はなめずに、乾いた土の上に置いてきました。

2021年1月2日土曜日

星のあめ

 

              星のあめ/たかぎなまこ

 白い牛のお腹で雨宿りしているのは、昨年天にいってしまったリモさん。リモさんは、底抜けに明るく愛想が良いイタリア紳士でした。女の子だけではなく、男友達にも、猫にもヒトにも優しかったのです。 そんな性格の良いリモさんは 、飼育放棄され、ボロボロの褐色の毛布のような状態で発見され施設に送られた、悲しい過去がありました。色々な苦難を乗り越え、やっと幸せな生活を手に入れた 時、重大な病気に身体を持って行かれてしまいました。

 誰にでも優しかったリモさん。優しく雨宿りさせてくれる白い牛の下で、ゆったりしてほしいと思います。甘い飴かもしれない、星のあめをなめながら。