2012年3月17日土曜日

震災で消えた小さな命展について③



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(尼ヶ坂サロン展示風景うささん撮影)

今日から、名古屋でスタートしました。
昨日は、うささんと妹さんご家族とお友達の方々、搬入作業、大変お疲れ様でした。有難うございます。

せっかく展覧会がスタートした日なので、何か良いニュースはあるかな、と思って見てみましたが、なかなかありません。
一つあげるとすると、私の住む千葉県で、千葉市が東北被災地の瓦礫の処理を名乗りでてくれたというニュースでした。


受け入れてくれるところが無く、積み上げられた被災地の瓦礫の山をテレビの画面で見ると、なんとかならないかなと考えていました。
だからと言って、私のうちの庭にどうぞとはいきません。


放射能の問題で、受け入れを拒否する人々がいることを責めることは出来ませんが、出来る限りあの山を被災地から減らしてあげられたら、と思う人も多いと思います。


昨日、展示を終えたうささんから聞きました。
作家の皆さんが作品にこめた小さな命の存在が、ギャラリーの空間にひしめいているんだ、と。

被災地の瓦礫の山には、(見えなくても)そんな命のかけらが混じっているのかもしれないのだから、協力して、早く大気や地中へ還してあげられたらいいなと思いました。




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