2014年12月25日木曜日

サンタさんもおどろく歌



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 (ガラスの国のサンタ)
『ママがサンタにキスをした』という歌はジャクソン5で聞いていたので、英語
歌詩の内容は知っていました。
クリスマスの日、子どもがこっそり起きていて、ママがサンタクロースにキスしているのを見てしまった一場面の歌。
 最近生まれて初めて、その歌の日本語版を聞きました。
聞いてショック!!
なんと歌の最後に「でも、そのサンタは、パパ~♪」と言っているのですね!
サンタと仲良くしているママを見て子どもが、パパが見たらどうしようとかドキドキするイメージで、この何十年も聞いていたのに…。
訳者の草野氏は、何故そんな結末に変えたのでしょうか?

先日、ある小学2年の男の子が言いました。
「幼稚園の年中頃までサンタはいると思ったけど、ぼくはもう知ってる。
家族がサンタになるんだよ。」
私は、
「○○君の家はそうかもしれないね。でも、家族がいろいろな理由でサンタになることが出来ない家もあるから、そういう家にはサンタがくることになってるのかもよ?」
と答えましたが、お勉強がよく出来る大人びた○○君は、反論してくるかなと思いました。けれど彼はうなづいて言いました。
「そうか!だから、サンタは来るって言う人と、来ないって言う人がいるんだね。」

 子どもには真実を伝えなくてはいけないと言われますが、
何が真実か、大人だからといって言い切れません。
この世界は、合理的なものだけの集合体ではないはずと思います。




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