2016年2月18日木曜日

るすばんねこ 9

 
 ニャアコちゃんは24日まで9日間の留守番中。微妙な距離を空けて座る『わん丸くん』と外を眺めています。庭には水仙が咲いていていい香りをただよわせています。お隣の庭のミモザの樹が満開で黄色い枝をゆらしているのが、ニャアコちゃんからも見えるようでした。
 
  昨日、久しぶりに悲しい交通事故で横たわる猫の体を目撃しました。
通勤途中の田んぼ道の路肩。のどかに菜の花が咲く道のりを自転車で走っている時です。帰りにそのままだったならうちにつれて帰って埋めようと思いましたが、夕方には亡骸は無くなっていて、路面は痛々しいほど多量の血で染まっていました。
 車のすれちがいもやっとの細い農道で、一体どんなスピードを出して走り抜けたら、あのように悲しい事故が起きるのでしょう。
 自転車で走る人間の私も、時折恐ろしいスピードの車にあおられてヒヤッとするときがあります。そして、そういう私自身もオートバイや車を運転していて、路肩から飛び立つ鳥にブレーキをかけてドキッとすることがあります。
自転車や徒歩ではそんなふうにドキッとすることはほとんどありません。鳥や猫の方が運動能力がすぐれているから、当然です。時速40キロなら回避できる事故が、60キロでは起きてしまう、そんな細い田んぼ道では警察の取締りなどないのですから、運転者が自ら思いやって通行しないかぎり、悲しい事故はなくなりません。

 この時期、花が咲き始め、庭に野良猫さんたちが通過していくことも多くなります。 にぎやかな季節になるのですが、交通事故も心配な季節です。
ニャアコちゃんのかつての顔なじみが冬を越して、姿を見せてくれるとほっとします。 しかし、ニャアコちゃんは声をかけられても、かなり知らんぷりしています。

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