2025年10月31日金曜日

ガイジン

  

 今日まで銀座·創英ギャラリー『うさ個展』に展示されていた『命』という絵。
 生きて、食べているだけで排除される運命を背負う命たち。この季節、メディアで多く取り上げられるツキノワグマも、親子で歩いていました。
 熊が、なぜ住宅地や商業施設まで現れるようになったのか、どうしてヒトを襲うのが増えたのか、いろいろ論じられています。自然環境だけでなく、熊自身の人間環境への対応変化が大きいかもしれません。銃を所持していない人間は弱い、食物を奪っても大丈夫だ、と思い始めた熊がいてもおかしくないかもしれません。
 私自身もそうですが、趣味で登山する人も増えました。そして、熊にとっては命の元になる山の幸を採りにやってくる人も多い秋。新天地で、てっとり早く食糧を手に入れたくなる熊が増えるのは、仕方ないのでしょうか…。
 何が最良な手段なのか私にもわかりません。自分が自然環境を脅かす、害獣ならぬ『害人』にならないよう、小さな努力を続けていきたいです。

以前もこのブログ内で紹介したのですが、くまの小さなお話。再び紹介しておきます。
https://novel.daysneo.com/works/749f5bff387f6830f7822fd1ab179f41.html

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