2025年12月15日月曜日

近い星

  
 流星群という言葉を何日か前から聞いていました。けれどこの写真は、8月に訪れた北イタリアの山のものです。(この寒さに負けず、深夜に起きだすのは無理でした。)
 流星の群れは観たことがない私ですが、山に泊まると流星に会えることも多くありました。スーッと長めの時もあれば、ちかっとあっという間の時も。
 空に瞬く恒星·惑星と空にきらめく流星。同じ星という言葉がつきながら、とてもかけ離れた距離で光を放っています。恒星など近くても地球から40兆kmも離れているのに、流星は地上100kmほどの距離で輝いているそうです。東京都心から富士山へ行くほどの距離!なんとそんな近い空で燃え尽きながら光っていたとは…。
 宇宙からやってきた塵と呼ばれる物体が、流星となって燃える前に何が含まれていたのだろう…と気になります。そこに、新しい生命体の素があり、燃える前に地球上に降下してくる可能性があったら…などとファンタジーに走ってしまいます。

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