2018年7月24日火曜日

るすばんねこ 41

 
 先週、京都での舞台公演を終え、久しぶりに帰宅したうささん。ニャアコちゃんは数日ゆったりすごした後、再び来月までるすばんねこになりました。
窓辺のズッキーニのすき間から、ぐんぐん伸びてきた朝顔が、花を開き始めました。
 朝顔のつる、立てていた棒が足りなくて、ズッキーニまで頼りにしようとしていました。そして、ちょっと一日見ない間に、横に立てかけて置いたシャベルにも手を伸ばし…。代わりの棒を立てて、シャベルやズッキーニからそおっと引き離したら、まきつき先を切り替えてくれました。頑固じゃなくてたすかります。ただ、まきついてもらう方向を間違えて導くと、怒ってしまいますので注意しなくてはなりません。
 江戸時代の有名な俳句『朝顔に 釣瓶とられて もらい水』を詠んだ加賀千代女さんも、井戸を占拠された朝顔に、代わりの棒を立ててあげたのでしょうか。優しい千代女さんはもらい水しに行けたけれど、次に井戸を訪れた人が多忙な人だったりしたら…。余計な心配かもしれませんが。
 ニャアコちゃんは、朝顔やズッキーニのお花より、空中を飛び交う虫さんが気になって仕方ありません。

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