2019年7月7日日曜日

災害で消えた小さな命展・・・40

 
一昨日の夕暮れ。昼の間降り続いた雨が上がった直後のあまりにも鮮やかな西の空。
天変地異でも起きたらどうしようという、胸がざわざわするような色合いで、西の空は帯状に燃えていたのでした。
 今日、一日だけですが四国・高知県にて災害で消えた小さな命展が開催されました。
四国地方ではじめての開催です。一日という短い間に、命展複製画展・うささん講演・朗読劇の三つも行われ、濃厚な一日だったようです。
日本国内で、私が一度も足を踏み入れたことのない唯一の地域の四国!
自分が描いた子達の複製画が展示され、自分が創った物語が朗読され、行ったことのない場所で小さな命の大切さを訴えてくれているのを想うと、不思議な気持ちです。
 以前、命展に絵を依頼した飼い主の方が言っていた言葉を思い出しました。
絵になった動物を受け取るまで、一年近くあちこち巡回してくるのを待ちながら、自分の知らない土地を旅してくるんだね、今どこにいるのかなと思って楽しみにしています、という言葉でした。
 雨の多いこの季節、様々な災害が起きつつあります。避難するときには、どうか小さな家族も一緒に離さず、避難してほしいです。どうか受け入れてほしいです。
 今夜は雨の七夕さま。いつものように短冊に絵を描き、願いをこめ、窓辺につるしておきました。雨雲の上の空に輝く星が、ちゃんとみてくれていると信じてます!


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