10日間のお留守番中。また、やらせ写真かにゃ?と寝そべるニャアコちゃん。季節のものと記念撮影したい私に、つきあってくれました。
柿は、福島県会津地方の叔父から送られた『会津みしらず柿』です。元は渋柿なのですが、焼酎につけて甘く変身させてから、こちらへ送ってくださるのでした。ありがたいことです。
柿をすべて収穫せず、木のてっぺんと一番下の枝に残しておく『布施柿』(ふせがき)という習慣があるのをずいぶん前に知りました。会津地方だけでなく東北のあちこちに伝わるそうです。
てっぺんは鳥のため。下は旅人のため。召し上がれ、という意味をこめて残す、やさしい慣わしです。いつまでも残ったらいいな~と思う慣わしです。
その話を聞いて思いついたのが、『秋の日の贈り物』という物語でした。
https://novel.daysneo.com/sp/works/749f5bff387f6830f7822fd1ab179f41.html
ニャアコちゃんは、当然柿を食べませんが、ツルツルの感触はお気にめしたようです。実に傷が付かないうちに、取り上げさせてもらいました…。