やりきれない、許せない気持ちが渦巻く『知床半島観光船事故』から明日で一週間です。
冷たい海に投げ出された人がどれだけつらかったか、沈みゆく船室 に閉じ込められた人がどれだけ苦しく恐ろしかったか、想像する度、 新たな怒りがこみ上げます。
原因は人間の強欲につきます。お金儲けを第一にした会社の犠牲になってしまった 方たちの命、本当に残念でなりません。
けれど、船に乗る私たちは、その船がどんな人物によって運営されているのかなど、知る由もありません。遊覧船·観光船というのどかなイメージの船は全国あちこちにあり、私も今までの人生で数多く楽しみました。遭難するなど考えた事もありません。 誰もがそうじゃないでしょうか。 数年前に起きた高速バスの事故にしてもそうでしたが、 犠牲者が出て初めて法の取り締まりが強化され、改善が始まるなんて本当に悲しすぎます。
このような事故がこの先本当に起きないように、 事故が起きる前に、改善を思い付く運営者が増えることを祈るしかありません。