梅雨だというのに晴れ間が多いです。
先日、この季節の高層湿原に行かないとみられないワタスゲに会いに行ってきました。
ワタスゲは、私が大好きな植物の一つなのです。
長野県の志賀高原にいくつかある湿原の中でも、ワタスゲが多いと言われる数か所を目指しました。
ところが、あれ…ない!去年と同じ頃撮影されていた同じ場所では、ポンポンふわふわに膨らんでいたワタスゲの果穂が、木道沿いに少しだけしょんぼり揺れていました。
時期が遅かったか、早かった?と考え込んでいると、毎年必ずそこを訪れるという方が通りかかり、今年のワタスゲはどうしたんだろう!と驚きの声をあげていました。
当たり年の反対で、不成り年ということだったのでしょうか。以前訪れたことのある他の地域の湿原でも、同様にワタスゲがしょんぼりしている場所が多いそうです。
今年の冬は全国的に雪が少なく、湿原に影響する残雪が早く消えてしまった…というのが有力な理由らしいですが、それだけでなく様々な要因で乏しい綿だったのでしょうね。
そうは言っても、大好きなワタスゲと湿原でワクワクしたハイキングでした。