2024年4月29日月曜日

るすばんねこ 89

 

 能登半島地震行方不明動物捜索が続いた今月。4月も留守番で終わってしまうニャと、ふて寝する?ニャアコちゃん。まるで、以前の記事(るすばんねこ35)で載せたパンダ豆です…。
 チームうーにゃん動物捜索依頼のデータを整理する担当の私は、依頼された方が寄せてくれた動物たちのお写真もすべて目を通させていただいてます。
 先日の依頼に、あ!と目を見張る写真を発見。2匹の猫が野原を背景にこちらを振り返っている写真。ニャアコちゃんがこの家に保護される前の野良時代、同じような写真を撮ったのでした。野原の向こうでニャアコちゃんを待っているもう一匹は、イケメンと呼んでいたボス的存在の純野良さん。人に近寄るなんてとんでもないぜといった貫禄がありました。
彼は、当時子猫から大人になったばかりのニャアコちゃんより少し年上の若者でしたから、もし保護されていれば今も健在かもしれません。しかしもう何年も、どこにも姿が見えません。猫たちは外で暮らす方が幸せだよ、と言う人たちも多いのですが、外には自由奔放な猫たちにとっても『命の危険』があふれています。事故・病気・仲間や他の生き物との争い、そして農薬や除草剤による中毒…。どうか、このことを考えて欲しいと願っています。
 パンダ豆ニャアコちゃん、うささんは、あと数日で石川県から帰って来ますよ。

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