2026年6月30日火曜日

バレバレの罠

  

 我が家の庭先とご近所にたくさんのアジサイが咲いているので、その写真を撮りに外へ出た早朝。濃霧で、すぐお隣の田んぼもミルク色にかすんでいました。
 そんな霧の朝は、空中に不思議なものがぶら下がっています。普段は透明でうっかりひっかかってしまうクモの巣が、霧に白く染められてその存在が露わになっているのでした。
 改めてじっくり観察すると、様々な大きさの、異なるタイプのクモの巣がはられていました。樹の枝の間の鳥の巣に似た白いベールや、ベランダの手すりから下まで張られた巨大な網。
 霧の中、白い水滴をびっしりまとったそれらの巣は幻想的に見えますが、虫たちにもバレバレに見えているのでしょうか。もしそうなら、濃霧の朝はちょっとした休息タイムなのかな…捕食される虫たちも、狩るクモも。


2026年6月15日月曜日

ニトの花

  

 先日、ニトの灯(ただいま準備中のチームうーにゃんアニマルホスピス)で小さな花が咲きました。犬のニトが埋葬された真上に、一本だけ現れたペチュニア。ペチュニアは多数寄せて育てる方が多いので、この花壇、どなたかが以前ペチュニアをたくさん咲かせていたのかもしれません。
 寒い冬の最中。何一つ生えていなかった花壇の土を掘り起こし、ニトを埋葬後、再び土を戻すという作業がありました。がらんとしていてさみしい花壇に、ホスピスが始動したら秋に何か球根を植えようかと思っていました。
 それなのに一本だけ育ってくれたこのペチュニアは、ニトの花だね、と代表うささんと話しました。ここでゆっくり余生を過ごしてほしかったのに叶わなかった…と思っていたけれど、ちゃんと一足先に過ごしているよ、と知らせてくれたのを感じます。
 ガラにもなく花言葉を検索した私です。ペチュニアにあるいくつかの花言葉で、ぴったりのものを見つけました。『心の安らぎ』。これから、この場所がそうありたいと願います。